プルクラ・ルペスを破く者 作成ついてあれこれあとがき3

2025/12/01

シナリオあとがき

拙宅シナリオ「プルクラ・ルペスを破く者」のネタバレを含みます。
とても長いので、3ページにわたっています。
本ページは3ページ目となります。

本ページでは「NPCについて」記載します。
ネタバレを大いに含みますので、プレイ後の閲覧をお願いします。
NPCたちについて。

私、もともと一次創作している人間です。
剣と魔法のファンタジー世界感のキャラをひたすら作って描く人です。
キャラありきで、物語はほぼないような創作です。

今回は逆ですよね。
物語ありきでキャラを作らなければならない。
それはそれで楽しかったです。

・メインカラー
ハロルド:茶
ステファニー:金~赤
ランドルフ:橙(シオドアが「ガーベラのセンスがいい」と言ったのはここにかかってます)
ギルバート:紫~青
シオドア:緑~紫
ミナ:青
ユーニス:桃~黒
ヴァレンタイン:銀
イアン:赤
ザッカリー:水

・笑い方
ハロルド:笑わない(心のナイフで殺してる)
ステファニー:おっほほ
ランドルフ:ぬわっはは
ギルバート:ふっはは
シオドア:なっはは
ミナ:あっはは
ユーニス:うふふっ
ヴァレンタイン:ふぉっふぉっふぉ
イアン:えっへへ
ザッカリー:ふっはは(ギルバートと同じ)

・香りの描写
ハロルド:消毒液
ステファニー:ジャスミン
ランドルフ:金とムスク
ギルバート:なし(盗賊ギルド所属である匂わせ)
シオドア:酒
ミナ:煙草
ユーニス:石鹸
ヴァレンタイン:獣(猫好きアピール、本編には一切関係がない)
イアン:グリス
ザッカリー:例外

・シルエット
ハロルド:姿勢よく真っ直ぐ
ステファニー:頭にボリュームを持たせる
ランドルフ:丸々としたおじさん
ギルバート:スマートな逆三角
シオドア:上半身ムキムキの逆三角
ミナ:女性的な曲線
ユーニス:スカートによるAライン
ヴァレンタイン:柳のようなしなやかさ
イアン:若葉のような横広がり
ザッカリー:モヤモヤによるAライン

・髪質
ハロルド:くせっ毛
ステファニー:ツヤツヤ
ランドルフ:つるつる
ギルバート:しなやか
シオドア:固い
ミナ:張りがある
ユーニス:フワフワ
ヴァレンタイン:ボサボサ
イアン:ぴょんぴょん
ザッカリー:サラサラ

・イニシャル
ハロルド:H.S
ステファニー:S.B
ランドルフ:R.B
ギルバート:G.V(G.M)
シオドア:S.R
ミナ:M.A
ユーニス:E.I
ヴァレンタイン:V.N
イアン:I.T
ザッカリー:Z.M

キャラまとめページで、英語名も載せようかと考えていたので、
名前のイニシャル被らないようにしていました。

一応全員ファミリーネームも決めていたんですけれども、重要度はバラバラでした。
ステファニー、ランドルフ、ギルバート、ザッカリーは物語に絡む大事な要素。
シオドア、ユーニス、ヴァレンタインはフレーバー程度。
ハロルド、ミナ、イアンにとっては不要な情報=ノイズになりかねないので、非公開。


次ページから、個々のキャラについて。
「カードワースで一番目立つべきキャラはPC」(それを破ることが許されるNPCは親父さんと娘さんだけ)
というのが信条ですので、
キャラは立ちつつもPCを際立たせるような味付けを心がけています。
うちの子可愛い!ってなる一次創作とは違う味付けです。
従者:ハロルド
典型的な従者キャラとして作りました。
大人しい眼鏡くん。だからといって流されることは無く、やるときはやる。
感情が揺らぐことはない。
というのも、ステファニーに対する愛を殺すために、付帯能力として心にナイフを持っていたから。
これはランドルフに「従者としての自覚を持て」と咎められたから生まれたナイフです。
麻痺毒で倒れたときは付帯能力も機能しないので、声が荒げました。
一番カードワースっぽさが出たところだと思っています。

「ギルバートのことは、恋敵として嫌い」という設定があったりします。
表には出ないんですけれどもね。
ただ、ギルバートはそれを察していましたよと。
それが、ギルバート最期の台詞でした。

几帳面なキャラだから、前髪は切り揃えていただいて。
メガネキャラはひとり作りたかったから、メガネかけていただいて。

彼が毒で倒れるのは、最初の構想から決めていました。
印象に残したいシーンでしたので、エフェブで倒れる描写を入れてみました。
女役:ステファニー
表面は典型的なお嬢様キャラ、内面はお飾りヒロインとして作りました。
キーマンに見えて、蓋を開けてみたら物語に置いてけぼりになっている。そんなキャラ。
あまり人間味はないですよね。恐れも疑うことも知らなさすぎる。
何不自由なくのびのびと育ったのでしょう。

キャラデザは、一目でお嬢様だとわかるように。
強い女性として描きたかったので、髪を上げたかったんですよ。
ただ、この髪型はお嬢様というよりギャルでは。
おかげさまで、自己肯定感めっちゃ高い人という見た目にはできたかなと。

ステファニーが舞台装置から転げ落ちるシーン。
これもエフェブ入れようかなと考えていましたが、
ハロルドの倒れるシーンと違って別に印象に残す必要はなかったので、やめました。
あと、単純に転がる絵を描くのが面倒でした。
座長:ランドルフ
今回の悪役でした。すべてを掌握する者。

前半は協力者、後半は悪人に見えるキャラデザに。
それが一番出ているのは目、というのが自己評価。
今回おっさん枠は3人いて、ボウボウ、髭、ときたので、んじゃラストはツルツルだろうと。
富をそのまま蓄えたような体型は、描いていてとても楽しかったです。

こやつに「挨拶に行く」のが正規ルートです。
でも、カードワースをやっている人ならば「挨拶に行く(悪役向け)」も欲しいだろうなと思って、
今回用意しておきました。

ザッカリーとの取っ組み合いの喧嘩について。
2羽の歌鳥と言われていたけれども、
実力としては圧倒的にザッカリーが上で、ランドルフは初代座長の七光りが強い状態でした。
なんなら、初代座長は歌の才能ないです。
それなのにザッカリーと名前が並ぶほどになったのだから、
一応ランドルフもすごいといえばすごいんです。
でも、ザッカリーが圧倒的な存在だった。
初代座長でさえ、ブローム座を建てた理由がザッカリーのためだった。
そんな環境だから、常に劣等感にさいなんでいたと。
それが、若かりし日のランドルフでした。

で、問題の先代座長の誕生パーティ。
ランドルフは、そこに招待されていたはずのザッカリーがいないことに気が付く。
自分のために歌劇場を建ててくれている人の誕生パーティより大事なことってなんだよ、
とキレながら探した先が、ブローム座の舞台の上。
ザッカリーは、そこでルペスになっていた。

実の親である初代座長はザッカリーばかり構って、
そのザッカリーは初代座長を祝うことより歌の世界を取っていた。
この事実に、ランドルフは怒りが爆発して、凶行に走ったのでした。

でもここまで至る経緯も、ザッカリー目線からだと全然見えないんですよね。
下から上は、遮るものが無くてよく見える。上から下は、角度的に見づらい。
だから、ザッカリーは喧嘩のキッカケを「些細なこと」に思っていたのでしょうと。

ザッカリーとの会話で端々は見えますけれども、
これが全容の語られることがなかった過去話でした。
男役:ギルバート
今回の黒幕。
「怪しいやつは結局無害で、最初の方にちょろっと出ていた、なんてことない人が黒幕」
私が読み解いたミステリーあるあるです。
こいつを黒幕にするのは最初に決めていたのですが、辿り着くまでが大変でした。

最初、宿の店番≠ギルバートだったんです。
宿の店番は本当になんとなく依頼を出しただけという。
でも、ここをギルバートにしたら面白くなりそうだなって思って、途中から変えました。

あと、「ランドルフが怪我をしたのは、ちょっとカッとなったギルバートが遮蔽魔法で隠したボールを足元に転がしたから」とする予定でした。
遮蔽魔法が使える設定は、ここから生えたもので、そこから盗賊ギルド所属の情報屋になりました。
ただ、そうすることで生まれる大きな矛盾。
ランドルフが怪我した時に、ギルバートが舞台上と宿と両方にいることになるじゃーん!
でもランドルフの怪我ありきでシナリオ書いちゃったじゃーん!
ってことで、ランドルフはひとり勝手にすっ転んだだけになりました。哀れ。

作中で唯一年齢が明かされているキャラです。
ザッカリーの息子であることは、ここから読めるかと。あとは笑い方も。
それと、ペンダントでも察することができます。
ザッカリーにペンダントを使う→ザッカリーの妻のものであると発覚
ギルバートに使う→ギルバートのものであると発覚
なんでギルバートがザッカリーの妻のペンダントを持っているんだい?→形見だから

「愛を裏切る者は、焔に裁かれる」という発言も、彼の最期が読めるかと。
4日目のキャラ説明画面が矛盾してましたからね、こいつは。わざとです。
「それでもなお駆け落ちが真実だというのなら、ザッカリーという人は、相当な覚悟を持って行動したんだろうな。」
このギルバートの台詞は、まんま自身に当てはめている台詞でした。

なんか、いい人だった的に物語はしめちゃっていますが、
こいつも手段としてはランドルフと一緒なんですよね。
他人を道具として使っている。
目的が、自分の名誉を得るためか、他人の汚名を雪ぐかの違いはありますが。
そいでもって勝手に炎に消えるわけですから、たちの悪い人です。

デザイン、2番目に悩んだキャラです。
イケメンじゃなくてハンサムにしたかった。ハリウッド俳優写真を見まくっていた記憶があります。
とりあえず目元は、眉と目を近づけて、彫り深そうな感じに描けばそれっぽく見える気がします。
髪型が一番悩んだんですよね。自分で描いておきながら、髪の長さが謎。
そして、ファッションが絶妙にダサい。ごめんね。
歌手:シオドア
今回の狂言回し。冒頭の天の声は彼です。
対象レベルより低いPCで行ったり、大人数で押しかけると、彼をおちょくることができます。

飲兵衛設定を付けた後に、酒にすがる理由ができました。
酒で済むんかいという理由ではありますが、
もっとやばいものに手を付けていたら舞台に立てなくなるもので。
それに、カードワース世界のお酒は精神回復担当ですから。

とはいえ酒だけで乗り越えられるようなものじゃないだろうから、
常に自分を偽り続けていたと。
ハロルドとは別の方法で自分を殺しているキャラです。
そのおどけっぷりが、狂言回しにうってつけではありました。

物語に共同墓地が必要になったので、彼は移民設定になりました。
名前が英名のキャラだけど、苗字は南米っぽく。

髭の生えた屈強なおっさん、というのを先に書いて、キャラ付けは後でしました。
2~3番目くらいに書きやすかったキャラです。
ただ、あのタイプの髭って、思っていたより難しいですね。
あと、他キャラと色が被らないように~と考えていたら、
すごく悪役っぽい色合いになってしまいました。
裏方:ミナ
ブローム座のスーパーウーマン。
裏方この人しか出てこないもん。ひとりで全部やってるとか化け物か。
焔がキーとなる話なので、火が印象的なキャラを作りたかった。
煙草、火遊び、火晶石、放火。
火が映えるように、彼女のテーマカラーは青です。

今回は古典的なオペラを題材にするぞと決めていたのもあり、
おかげさまで男女関係のどろどろを書くことになってしまいました。
やっぱり、大昔の価値観で書かれた愛憎劇って、
恋は盲目にしても盲目すぎるでしょ、って思うのが多いよなあと。

今回のミナは、そんな感じです。
愛人のお願いで人に手をかけようとしていたんですから、とんでもねえ女です。
もし発火成功していたらどうするつもりだったんでしょうね。
という、ツッコミどころ満載なムーブをしてもらいました。

デザインとしては、1番書きやすかったキャラです。
デザイン考えてから全身画書き終えるのに、1時間くらいで終わった気がします。
私の手癖が揃ってます。
超薄手っぽそうなインナーに、むっちゃモコモコのアウターを羽織るという謎ファッション。
一応、モコモコはシルエットバランスとるための要素でした。
今回女性キャラが3人いて、
ステファニーがIライン(になりたかったAライン)で
ユーニスがAラインなので、
ミナはYラインにしたかったんです。
広報:ユーニス
今回のキーマン。仮面も被っていて、絶対何か抱えているぞ感を出していました。
ギルバートのところに書いた「怪しいやつは結局無害」の担当。
でも、怪しく見せるための設定盛っていったら
「この人、物語終わっても絶対納得しないでしょ」というキャラになってしまいました。
結果、物語の跡を濁しまくるキャラになっています。本編5時間くらいかかるのにそりゃないぜ。
果たして、こんなNPC連れ込みたいと思うだろうか。私だったら思わない。
とはいえ、人間くさいなあとは思えるようになりました。
彼女はステファニーの対になるキャラにしたかったので、ちょうどよかった。

ステファニーが皆に愛される聖女、光の色。
ユーニスがすべてに見放された女、闇の色。
ユーニスの本性があんまりなので、
ステファニーはわりと過剰に優遇してヘイト管理しています。
所謂メアリー・スーというやつです。
これでユーニスへの好感度は上がらなくても、共感度が上がってくれればいい。
この手法は、普段の一次創作じゃ絶対しないやり方でした。

一番デザインを悩んだキャラでした。
仮面はもちろん、服も。
ブラウス&ハイウエストフレアスカートに、首元に飾りを持ってくるデザインが手癖です。
仮面に負けないように首回り装飾する、って思ったら、この手癖が出てしまった。

仮面がですね、イタリアのカーニバルみたいな仮面にしようとあれこれ描いていました。
アイスランド舞台設定どこ行った。
カーニバルの仮面って、縁取りないものが多いですよね。
最初はそうしようとしたんですけど、
私が描いたらどう見てもプロレスの仮面になりました。ありがとうございました。
違うんです、もっとゴシックなイメージ持たせたいんです。てことで、ゴテゴテに縁取りました。

私、プロレスの仮面を描くのは得意らしいというのはわかったので、
いつか機会があったら活かしたいですね。

ところで。
片目は完全に潰す予定ではありました。
火事の時の表情がそのまま焼き付いている、っていうイメージで。
だけど、まあまあショッキングな見た目になっちゃったので止めました。
眉毛も睫毛もなくなっているうえに瞼くっついているとなると、単眼に見えちゃう。

ちょっと下に、このくらいやりたかったんだ
という絵を置きます。
ゆっくりスクロール or ざーっとスクロールで飛ばすを推奨。
























こんな感じ。


















指揮:ヴァレンタイン
重要な情報握っているキャラ、に見せかけてただ愉快なだけの人。
今作のNPCの中で、一番人生エンジョイしてます。

あまりストーリーにかかわらない分、遊びを入れやすかったので、
ついでだからと私自身の音楽活動のあれこれを詰めてみました。

人の名前覚えられないっていうのもそれ。
いろんな楽団まわっていると、もう人の名前覚えられなくてダメです。
単純に人数多いし、滅多に現れない人もいるし、入れ替わり激しいし、
旧姓で呼ばれている人もいるし、謎ニックネームの方もいるし、
合奏中は担当楽器で呼んでいるのもあるので。
それを極端に表現したのが、ヴァレンタインという人間でした。

指揮者といえば、私の中では佐渡さん。
名前は、佐渡さんゆかりのバーンスタイン氏と音感が似ているからという理由で付け、
フルート担当だったというのは、まんま佐渡さんの経緯を参考にしました。

デザインは、一番最初に考えたキャラでした。
音楽にしか興味がない無頓着ということで、
髪はボウボウ、服はそのまま指揮台に上がれる黒一色。
指揮者は視線だけで奏者を突き刺すので、眼光は鋭く。
重ねた年を伺わせるように、体格は柳のごとく穏やかに。

どうでもいいネタ。
冒険者が(NOT子供OR女性口調)AND(二人称が3文字)の場合、
5日目の宿での彼と冒険者の台詞は、短歌になります。

┌──────┐
│     吾│
│     輩│
│    よだ│
│    う │
│    や │
│    く │
│    起 │
│    き │
│    た │
│   冒か │
│   険  │
│ お 者  │
│ 前    │
│ だ    │
│ヴっ    │
│ァた    │
│レか    │
│ン     │
│タ     │
│イ     │
│ン     │
└──────┘

仲良しですね。
奏者:イアン
楽団員出したい、というだけの理由で作ったキャラ。
その後、わかりやすいミスリードを作ることと、ザッカリーを見つけ出すきっかけを作る役割を与えられました。
あと、ハロルドに毒飲んで倒れてもらうことは最初に考えてあったので、その間の相棒枠としても。
加えてザッカリーの退避先を提供する役割まで担ってくれました。
という、なんたる便利くん。

シナリオの性質上、NPCは皆腹割ってくれないもので。
彼は貴重な本音ダダ洩れキャラです。ザッカリーもそうか。
この2人は知らないことが多すぎたから、本音言ってくれるんですけどね。
加えて順応に動いてくれるワンコだったので、
結果として、最も好感度が高いキャラに仕上がったのではないでしょうか。

ヴァレンタインもそうですが、楽団員というポジションは、
渦中と程よい距離感があって、ザッカリーを組み込むのに便利でした。

問題のドラムロール。
これは部活でよくやってたパーカッションパートの基礎練をネタにしてみました。
練習に来たら、まずはスネアのバチで机にリズム刻むのが日課でした。

デザインは、赤毛の元気な少年。ただそれだけです。
顔になにか特徴が欲しいなと思い、そばかすにしようとしました。
が、それは「自室に現れた可愛い子ちゃん」でやってたことを思い出し、
頬が赤いというデザインに変えました。
髪の毛ぴょんぴょん跳ねていますが、
本番の舞台ではちゃんとタキシード着て、髪を結わえているはずです。

初回に訪問した彼の部屋は、私の家と同じくらいのとっ散らかり具合にしておきました。
布団投げ出しはもちろん、謎の紙が落ちてるわ、引き出しちゃんと閉まってないわ。
亡霊:ザッカリー
ミステリーのキモとなるキャラ。
やっぱりね、ミステリーの真相というのは、最初は影も形も見えないものでしょう。
ブローム座の地下に閉じ込められている、という設定にはしたかったのですが、
「オペラ座の怪人」と差別化させるのにアレコレと考えたキャラでした。

口調・目のかたち・笑い方は、ギルバートそっくりに。
物語の核心をお届けするキャラ、としか考えてなくて、
キャラ設定には特にこだわりはありません。
他のキャラは「こいつはこう動くと面白そうだ!」って、いろいろ遊んだんですけどね。
彼にはそれがなかった。

彼の武器である歌を使いたかった。

存在が存在なだけに憂いに富んだキャラに見えてしまいますが、
性格としては愉快な方です。
そうでなかったら、ノリノリでイアンに隠れない。
イアン家では、とても楽しく過ごしていたことでしょう。


デザインは、とりあえず歌う人なら首元開けておこう、幽霊だから下はいいや、という感じ。
なんか、NPCは皆薄着ですね!PCは外套羽織っているというのに。
ということに、全員のデザインを終えてから気が付きました。



最後に皆、勢揃い。
こうやって、歩行グラサイズのドット描いて並べるの大好きなんです。
以下、没にしたキャラ案。

妖精:ブラウニー
カードワースの世界だし、もっとファンタジー味を出そうと思って考えていました。
スコットランドの妖精ですね。
歌劇場のすべてを見てきた存在。
だけど妖精一匹の言うことは説得力に欠けるから、PCが証拠を集めてまわる、みたいな。
いろいろ練ってみたんですけれども、
「オペラ座の怪人」のファントムと被るところが多くてやめました。

この位置はザッカリーになりました。


新聞:ネイサン
新聞売り。容疑者候補。
ネイサンは字の読み書きができないキャラにして、
脅迫状は新聞の切り抜きにするつもりでした。
これだけの新聞を確保できるのはネイサンだけ、あいつが犯人だろう。みたいな。
だけどあいつは読み書きができないから、切り抜きで脅迫状なんて作れないんだ!
というトリックになるはずでした。
だけど、これ以上深みが出せなかったので没になりました。

この立ち位置はユーニスになりました。
ということで、書きたかったことはこれで全部書けたと思います。
シナリオ作成というのは、
完成品だけ見ると綺麗にまとまっていますが、
道のりというのはとっ散らかるものですね。
いろんなアウトプットができて、楽しかったです。

最後に、
「プルクラ・ルペスを破く者」をプレイしてくださった皆様、
長時間お付き合いいただきましてありがとうございました!

QooQ